磁石のN極とS極

プログラム 名

磁石のN極とS極

対 象

中学3年生・中学2年生・中学1年生・小学5,6年生

領 域

エネルギー(物理)

期 間

30分程度 

形 式

・実験
・教材開発
・授業づくり

概 要

【概要】学校の授業やイベント等で、磁石のN極とS極に関する演示実験を提供する。下記2点を理解してもらうことを主な目的とする。
・地球は磁石であると考えられていること。
・磁石は常にN極とS極が存在していること。
【演示の流れ】
導入:方位磁針などを用いてN極とS極の向きがそれぞれ北(North)と南(South)を向くことを示す。
<実験1:垂直方向のN極の向き>
実験1の予想:伏角計を用いて垂直方向のN極の向きを尋ねる。
実験1:伏角計を垂直に立てるとN極が下向きに向くことを示し、地球が磁石であると考えられていることを話す。
<実験2:半分にした磁石その1>
実験2の予想:磁石を半分にした場合、N極側の切断面では磁極がどうなるかについて尋ねる。
実験2:ゴム磁石を半分に切り、N極側の断面がS極になることを示す。
<実験3:半分にした磁石その2>
実験3の予想:磁石を半分にした場合、S極側の切断面では磁極がどうなるかについて尋ねる。
実験3:ゴム磁石を半分に切ったS極側の断面がN極になることを示す。
<実験4:半分にした磁石を半分にした場合の磁極>
実験4の予想:半分に切ったN極側を更に半分にすると、N極側の切断面では磁極がどうなるかについて尋ねる。
実験4:半分に切ったN極側を更に半分にしたN極側の断面が、S極になることを示す。
まとめ:「地球は磁石であると考えられている」、「磁石は常にN極とS極が存在している」ことを述べて終わりとする。

添付資料: (ワーク シート等)

応用物理学会 北陸・信越支部 リフレッシュ理科教室のサイトにある下記の動画を参照してください。

実施事例